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Let’s start leather crafting
レザークラフト

マルチグリドルの取っ手をレザーカスタム!

今回は人気キャンプギアのマルチグリドルの取っ手カバーをレザークラフトで作ってみたのでご紹介したいと思います。

マルチグリドルとは?

まずはマルチグリドルを知らない方のために、マルチグリドルについて簡単に説明したいと思います。

レザーカスタムについて知りたい方は目次からスキップしてくださいね!

マルチグリドルとは、おもにキャンプなどで使われる鉄板とフライパンの間のような調理器具になります。

ただのフライパンとは違いメリットがたくさんあるのでご紹介します。

そのまえにデメリットの説明を…と思ったのですがほとんど見当たりませんでした!

強いて言えば付属で着いているシリコンのミトンがちょっと派手。。

ただこれはカスタムできるアイテムが市販でもありますので、簡単に解決できますね!

もちろん自分でカスタムするのもおすすめです!

マルチグルドルのここがすごい!

マルチグリドルのここがすごい!!
  1. 軽くて持ち運びしやすい!
  2. IHでも使えるので、キャンプ以外でもOK!
  3. 特殊コーティングで汚れがするっと落ちて、片づけが簡単!

軽くて持ち運びしやすい

マルチグリドルの重さは約1キロと、とっても軽量!

ほぼ同じサイズの鉄板調理器具は約3.6キロと書いてあったのでマルチグリドルの軽さがよくわかりますね!

このような無骨なキャンプギアは、めちゃくちゃかっこいいけど重くて持ち運びが大変。。てことがよくあるので、荷物の多いキャンパーさんはとっても助かりますね!

IHでも使える

マルチグリドルはキャンプギアでありながらIHでも使えるんです

キャンプ好きパパさんは、奥さんに「またキャンプギアかったのー?」っていわれたことありませんか?

そんなときに「マルチグリドルだったら家でも使えるんだよ?」って言ったらどうでしょう?

ちょっと許してくれそうな気がしませんか?(笑)

これは冗談ですが、お家でもキャンプ気分が味わえて、食卓にそのまま出して熱々の料理が食べられるので嬉しいですね!

特殊コーティングで汚れがスルッと落ちる

マルチグリドルにはイノーブルコーティングと言う特殊なコーティングがされています。

サビや、傷、耐摩耗性に強く、面倒なシーズニングもいりません!

洗う時もキッチンペーパーでさっと拭くだけで汚れが落ち、次の料理が出来てしまうので、洗い物が大変なキャンプシーンでは大活躍ですね!

レザーカスタム

それでは取っ手のレザーカスタムをやっていきたいと思います!

このブログではレザークラフトを始めたい人向けの記事もたくさん書いているのでぜひ一緒に挑戦してみてください!

レザークラフトの工程を解説!革製品が出来るまで レザークラフトの大まかな製作工程をご紹介します。このサイトではレザークラフト初心者さんや、革製品に興味がある人向けの情報を発信しています。...

型紙作製

型紙はこんな感じです!

直接マルチグリドルに厚紙をあてて形をとりました。

真ん中の穴はロゴを刻印するための穴です!

切り出し

昭南多脂ベンズを使っていきます!

なんか餃子みたい??

曲線が多いので意外とカットが難しかったです!

切り出し完了!!はい。餃子ですねこれ

刻印もバッチリです!

貼り合わせ

ゴムのりをヘラでうすく塗って接着していきます。

ヤットコで圧着していきます。

穴あけ

分厚い革なので真っ直ぐ穴を開けられるよう慎重に菱穴を開けていきます。

綺麗に穴あけできました!縫い目が綺麗になるかはこの時点で決まってきます。

縫製

無心で縫い付けていきます。

いつも通り背景がごちゃついています笑

完成!!

1回目にしてはピッタリ作ることができました!

早速キャンプで使ってみた!

やっぱりキャンプに持ってくるといい雰囲気がでますね!

ジャガイモのガレットを作っています。

やっぱり全然くっつかない!!

反省点としては今回2ミリの革で作ったんですが、調理中は熱かったのでもうちょっと分厚い革でやったほうがよかったかなと思いました!

あとがき

やっぱり自分が作ったキャンプギアでキャンプするのはいい気分ですね!

これからもキャンプギアのレザーカスタムなどの記事を書いていきたいと思いますので、よかったらまたみにきてください!

ABOUT ME
oarsmoon
副業で革細工職人をしながらブログを書いています。普段は普通の会社員で、そこから抜け出すため日々奮闘中です。ECサイトで500件以上の取引をした経験をもとに、レザークラフトの技術、商品販売のノウハウ、自信の作品の紹介などを発信していきます。