こんにちは、oarsmoonの鈴木です。今回はこれからレザークラフトを始めてみたいという方向けの記事になります。
最近は自分のキャンプギアをレザーでアレンジしている方も見かけるようになって、自分でも挑戦してみたいと思っている方も少なくないんじゃないでしょうか?
でもいざ始めようと思ってもまず何からそろえればいいかわからないという方も多いと思います。ということで、レザークラフトに必要なものをまとめてみました!
- これからレザークラフトを始めたい方
- 本当に必要な道具だけ揃えたい方
- レザークラフトのセットを買おうとしている方
- レザークラフトに必要な値段を知りたい方
本当はもうちょっと道具を減らしてもいいのかなとも思いましたが、完成したものに満足していただきたいので、最低限クオリティを保てる道具を厳選しました。
それでは必要な道具を一つ一つ用途も踏まえてご紹介していきます!
目次
レザークラフトに必要な道具、材料
革
まず革を用意しないことには始まりませんよね!革なんてどこで買うの?と、よく聞かれますが普通にネットで購入できます。最初から大きな革を買うのはハードルが高いので、少し割高になってしまいますがA4サイズで売っているおためし革を買うのがおすすめです。薄さは1.5ミリぐらいがいろいろなものに使いやすいです。
いろんな革を買って好みの革と出会えたら、大きな革を買ってみるのもいいと思います。
おすすめの革道具屋さんも紹介しているので参考にしてください!
工作用方眼紙
レザークラフトの最初の工程として型紙の作成があります。まず作りたいものを工作用の方眼紙で作成してそれをもとに皮革を切り出していく必要があります。
作品の販売などをする際は繰り返しつかうこともあるので、厚紙のものを選びましょう!
カッター
先ほどいった型紙の作成でも使いますが、実は革もカッターで切ることが出来ます。革は革包丁で切るというイメージを持たれる方もいますが、革包丁は扱いも難しく、定期的に研がないと切れ味が悪くなってくるので初心者にはおすすめしません。
プロの革作家の人でも、カッターを使うこともあります。
おすすめは先の尖っている工作用のものです。グランツエクストリームカッターなら刃ブレがなく、下手に研いだ革包丁よりも切れ味があるのでおすすめです!
カッターマット(ビニール板)
カッターを使う際に作業台に敷くマットです。カッターを使う際はカッターマットで十分ですが、のちのち革包丁も使いたい方はビニール板を用意してもいいです。カッターマットより厚みがあり裁断の際に刃を痛めず切り心地も滑らかです。
目打ち
型紙を使って革を切り出す際、革の表面に型紙を置いて転写するために使います。意図せず革を傷つけないよう、先の丸いものを選びましょう。
接着剤
革を縫い合わせる際に、仮止めとして革と革を接着する必要があります。レザークラフトではゴム系接着剤を使います。初心者におすすめなのはGクリアボンドです。チューブタイプで少しずつ使えるのでレザークラフトの頻度が少ない方でも安心して使えます。ゴムのりもおすすめですが、あまり使わない方だと全て使い切る前に缶の中で固まってしまうことがあるので、ここではGクリアボンドをおすすめしています。
皮革用ディバイダー
革の端から平行に線を書くための道具です。縫穴をあけるためのガイドラインに使います。個人的には端から3~4ミリの位置にラインを引くと見栄えがいいと思います。
菱目打ち
ディバイダーで書いた線の上に等間隔で穴を開けるための道具です。2本目、4本目などがあるのでセットになっている物を選ぶといいと思います。ピッチは4ミリ間隔のものを自分は使っていますが好みで3ミリなどを使うと上品な印象になるかと思います。
ハンマー
菱目打ちはハンマーで叩いて使うので、ハンマーも必要になってきます。木製である程度重みのあるものが使いやすい印象です。
ゴム板
菱目打ちをハンマーで打ち付ける際に革の下に敷く土台として使います。ポンチを打つ際にも使用します。
丸針
レザークラフトの手縫用の針は裁縫の針とは違い、先端が丸くなっているのが特徴です。丸くなっていることで菱穴に通しやすくなっています。無くしやすいので5本セットくらいのものがおすすめです!
糸
革屋さんで売っているものなら好きなものを選んでいただいていいですが、一つお勧めするとしたら丈夫で扱いやすいポリエステルの糸がおすすめです!
へり落とし
ヘリ落としと言うのは革の端を仕上げるための道具で、コバ(革の端)の角を落とすことによって丸みを持たせるものです。協進エルのヘリ落としは安価ですが十分な切れ味です。
トコノール
コバを保護し、光沢を持たせるための仕上げ剤です。床面(革の裏側)を磨くのにも使われます。無色のものを買っておけばどの色の革にも使えます。
スリッカー
トコノールを使いコバを磨く際に使用する道具です。革の厚みによって溝を使い分けれるタイプが使いやすくおすすめです。
レザークラフトに必要な値段
一番大事なレザークラフトに必要な値段を発表します!!おおよそ必要な値段の参考にしていただけたらと思います。
その値段は、、21000円になります!!
どうでしょうか?高いと感じる方も、意外と少ないじゃん!と感じる方もいるかと思います。
ひとつの趣味を始めようと思うと10万円近くかかってくるものもあるので僕としてはそんなに高くないんじゃないかなとおもいました!
もちろんもっといい道具、あったら嬉しい道具などもたくさんあるのでまた別の記事にてご紹介したいと思っています。
レザークラフトのセットを買うべきか
ここまでレザークラフトに必要な道具を述べてきましたが、レザークラフト初心者セットのような、たくさんの道具が入っていてすぐにレザークラフトを始められる商品もあります。
これらの商品は確かにお得ですが、僕自身は実際に初心者だったころ初心者セットをかって後悔したことがあります。
そのときはレザークラフトの知識が全くなく、どの道具が何に使うものなのか、自分が作りたいものに必要なのかわからなかったため、セットに入ってたものの一度も使わない道具もありました。未だにあれはなんだったんだ??って道具もあります(笑)
今考えればあの時思い切ってわけのわからないセットを買ったことで、今の自分があるとも思えます!まずは始めて見ることが大事ですね。
こちらの記事でおすすめの道具セットについて解説しています。
皆さんのレザークラフトライフが充実したものになればうれしいです。これから初心者向けの記事もたくさん書いていきたいと思っているので、良ければまた見に来てください!